白頭山地質公園にはわが国で一番高い白頭山がある。白頭山の海抜は2750メートルである。

白頭山は5000年の悠久の歴史とともに朝鮮民族の魂が秘められており、朝鮮の精神と気概が凝縮されている祖宗の山、革命の聖山である。

火山噴出と関わりのある地形と地質、高山地帯の自然環境と結び付けられた植物と動物、天池を源泉とする水文学的動態、浮石噴出と高山性植物との連関の中で形成された土壌など、白頭山の自然要素は他の地域では見られない独特な環境の中で変化、発展している。

白頭山地質公園は、地質学的意義と観光的価値を持つ多くの地質地点が一定の規模で分布している地質研究および普及基地、観光地である。

位置

白頭山地質公園は、朝鮮民主主義人民共和国両江道三池淵市に位置している。

面積

白頭山地質公園は三池淵市の境界と一致する。この区域は新生代第3紀から始まった火山噴出作用によって形成された一つの大火山地帯である。

自然地理的特徴

白頭山地質公園はわが国で気温が最も低く、天候条件の変化が最も激しい地域の一つである。

ここは海抜が高く、典型的な高山気候の特性を持っており、様々な氷河地形が発達している。